第1部医学管理等-B015後期高齢者退院時栄養・食事管理指導料

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注 栄養管理計画に基づき栄養管理が実施されている後期高齢者であって、低栄養状態にある患者の退院に際して、管理栄養士が患者又はその家族等に対して、退院後の在宅での栄養・食事管理について指導及び情報提供を行った場合に、退院の日1回に限り算定する。


(1) 後期高齢者退院時栄養・食事管理指導料は、栄養管理計画に基づき栄養管理が実施されている入院中の患者の退院に際して、管理栄養士が医師の指示の下、当該計画に基づき、患者、家族等に対して、患者の退院後の生活を勘案した上で、退院後の在宅での栄養・食事管理について概ね15分以上指導を行うとともに、必要な情報を文書で提供した場合に、退院時に算定する。なお、ここでいう退院時とは、第2部通則5に規定する入院期間が通算される入院における退院のことをいい、入院期間が通算される再入院に係る退院時には算定できない。

(2) 後期高齢者退院時栄養・食事管理指導料の対象となる患者は、経口摂取を行う患者であって次のアからエに掲げる要件の全てに該当するものであること。なお、経管栄養のみの患者は対象となっていないが、経管栄養と経口摂取を併用している場合は、対象患者となること。
 ア 当該指導の実施日において後期高齢者である患者であること。
 イ 低栄養状態にある者。なお、低栄養状態にある者とは、アルブミン値が概ね3.5g/dL以下の者若しくはBMIが概ね18.5未満の者又は医師が低栄養状態にあると認めた者をいう。
 ウ 区分番号「A233」栄養管理実施加算が算定されていること。
 エ 当該指導の実施日において、食事が提供されていること。

(3) 管理栄養士への指示事項は、当該患者ごとに適切なものであることとするが、少なくとも低栄養の状態、栄養補給に関する事項(栄養補給量、栄養補給方法等)についての具体的な指示を含まなければならない。

(4) 当該保険医療機関以外の管理栄養士により指導が行われている場合は、算定できない。(5) 死亡退院の場合又は他の病院若しくは診療所へ入院するため転院した場合には算定できない。また、退院後、栄養士の配置が義務づけられている施設へ入所する場合は算定できない。

(6) 退院時栄養・食事管理指導料は、指導の実施日にかかわらず退院日に算定する。ただし、当該指導料を算定した退院の日から起算して1か月以内に行われる当該指導については算定できない。

(7) 医師は、診療録に管理栄養士への指示事項を記載する。

(8) 患者に交付する文書は、当該患者ごとに適切なものであることとするが、少なくとも退院後の栄養・食事管理の目標、栄養補給に関する事項(食事内容等)等についての具体的な指導内容を含まなければならない。

(9) 管理栄養士は、患者に交付した文書を診療録等に添付する等の方法で保存すること。また、患者ごとに退院時栄養・食事管理指導記録を作成するとともに、当該指導記録に退院後の栄養・食事管理の目標、栄養補給に関する事項(食事内容等)等についての具体的な指導内容を明記すること。

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